CMSC岩手 三菱スノーダイヤモンドトライアル

2011年1月16日 安比高原スキー場駐車場特設会場

 
 2011年1月16日、安比高原スキー場駐車場特設会場にてCMSC岩手 三菱スノーダイヤモンドトライアルを開催しました。当クラブでは初となるスノーイベントの開催でどれだけ参加台数が集まるか不安でしたが、東北各地より88台ものエントリーをいただき非常に見ごたえのあるイベントとなりました。
 当日は西高東低の冬型の気圧配置で北日本を中心に日本全国大荒れの予報でしたが、会場となった安比高原スキー場は気温は低いながらも時折晴れ間ものぞき、予報よりかなりましな状態。路面も冷え込みのおかげでガッチリ凍結し、最後まで解けることなく、スパイクタイヤでも掘れることなく良い状態で走行できました。
 会場を貸していただき、最高の状態の路面に仕上げてくれた安比高原スキー場にはこの場を借りて感謝を申し上げます。
ATクラス
 オートマクラスは2台のみの参加、野田選手はいつもの競技車両ではなく通勤車で参加しクラス優勝を果たす。成田選手は東日本三菱から本イベントのためにお借りしたi-MiEVで走行。極寒の中での電気自動車、しかも後輪駆動車が無事に走りきれるか心配されたが無事にしかも結構いいタイムで走りきった。
 このクラスは先ゼッケンで路面が良いためか、余計な力がかからないからか、大排気量の4駆と比べても遜色ないタイムだった。
1位:野田選手 2位:成田選手 1位:スバルレガシィ 2位:三菱の 電気自動車 アイミーブ
スタッドレス2駆クラス
 全日本ダートラの上位が何人か出場したこのクラス。1位は青森より参加の成田選手。2位はこれまた青森より参加の佐々木選手が獲得したやはり北のほうが雪に慣れているのか順当な結果だった。あまり雪が降らない宮城より参加の稲葉選手は悪戦苦闘しながらも3位と検討。ちなみに納車がてらに参加した工藤選手は6秒ほど離された5位に沈んだ。
1位:成田選手 2位:佐々木選手 3位:稲葉選手  1位:インテグラ 2位:EPサービススターレット
スタッドレス小排気量4駆クラス
 福島勢が1位、2位を占めたこのクラス。2位の紺野選手はラリースタッドレスって減らないですよねと小川選手に相談し、高速を福島から岩手まで移動してきた。一方、1位の相談を受けた小川選手は現地でタイヤ交換した。スタート前から戦いは始まっているようであった。
1位:小川選手 2位:紺野選手 3位:藤田選手 1位:地元じゃ日本一?速いアルト 2位:G-MOUNTオプティX4
スタッドレス大排気量4駆クラス
 最多の31台が参加したこのクラス。後ゼッケンになればなるほどハイパワーのスタッドレスに路面が磨き上げられグリップがまるでない路面状態になり、東北のチャンピオンクラスの選手が表彰対象にもならない順位に沈む。その中優勝したのはこういった雪の大会は初参加というジムカーナ経験者の平野選手だった。2位はこれまたジムカーナ建研者の大島選手。余計にドバーッと流したりせず抑えた走りが有利なのかもしれない。3位には女性の北野選手が入り大健闘を見せた。
1位:平野選手 2位:大島選手 3位:北野選手 1位:ランサー 2位:うまく走ランサー
スパイク2駆クラス
 スタッドレスで磨かれた路面でも全く意に介さないで走るスパイククラス。2駆部門を制したのは千葉選手。千葉選手は前日入りで現地を見に来たほどの気合の入れよう。2位の児玉選手を3秒以上引き離し優勝を飾った。2位の児玉選手は今売りに出している車での参戦。戦闘力は十分というのを証明しましたので誰か買ってあげてください。3位の八島選手は児玉選手にコンマ差までつめる大健闘。ダートラではかなり引き離されているだけにこの結果は大きな自信につながるのではないだろうか。
1位:千葉選手 2位:児玉選手 3位:八島選手 1位:Car'sProミラージュ 2位:ガレージK買ってね!シビック
スパイク4駆クラス
 ダートラDクラスの雄、三上選手のお店であるみちのくオートから大量のエントリーがあったこのクラス。普段からスパイクで練習する環境がある青森県勢は強く、中でも三上選手は圧巻の走りで優勝をかざる。和田選手は2本目は三上選手を破るタイムを見せたが、三上選手の1本目のタイムを上回れず残念ながら2位となった。こっそりいつものエントリーネームではなく本名で出場し、ノーマークで優勝を狙おうとした菅田(佐藤)選手であったがノーマークのまま下位に沈んだ。
1位:三上選手 2位:和田選手 3位:三浦選手 1位:みちのくオートSPCランサー 2位:みちのくオートぶんちょランサー
報告:CMSC岩手 濱道